最近これといった理由もないのに右肩を痛めました…
とりあえず治療はするものの何か特別なことをしたわけでもないため、これは普段の姿勢が知らないうちに負荷をかけていたのかもしれないと反省。
まずは右手でよく利用するトラックボールマウスの持ち方を修正してみることにしました。 具体的には、腕を旋回させた姿勢を緩和するためにトラックボールマウスの傾きを調整してみます。
ロジクール Ergo M575トラックボールマウス
かれこれ十数年ほどトラックボールで過ごしていまして、現在4代目としてロジクール Ergo M575を常用しています。
なかなかコスパのよいマウスなのですが、上位機種のMXと違って角度をつける機能がありません。
いわゆるエルゴノミクスデザインになってはいるのですが、このように通常のマウスを握るときに近いハンドポジションになっています。
今回調整するのは、この手の旋回方向のひねり位置です。
ロードバイクのハンドルのように、手にとって自然な位置は手の平が横にくるポジションと言われており、 エルゴノミクスマウスの多くはそのような位置で利用できるよう工夫されていると思います。
この腕の旋回を少なくするために、M575に傾斜をつけるのが今回購入したスタンドになります。
M575トラックボールマウス用傾斜スタンド
BOOTHでSTIプリント販売所さんから販売されている「Logicool ERGO M575傾斜スタンド 20° Ver.3」を購入してみました。
スタンドのデザインと質感
無駄がないデザインで、きれいにフィットします。 3Dプリンターで成形しているのでプラスチックの層が見えたり、多少バリが出ていたりしますが気になる程ではないです。
また、手前に向かって下に少し傾斜しているのでホールドしやすくなっています。
M575の裏蓋を外してそこに嵌めこむギミックになっているのですが、ここのサイズもピッタリはまって丸穴のツメと合わせてしっかり装着できるので一体感があります。
オリジナルの裏蓋やUSBドングルを入れる穴が用意されており親切な設計になっています。
調整可能な角度と使い勝手
今回購入したのは20°のものですが、他に30°の商品もあります。 角度は商品毎に固定なので、購入後に変更はできません。
元々のM575自体が傾斜をつけることを意識してデザインされていないため、傾斜をつけるとボール位置が結構高くなるので注意が必要です。
どのくらいの角度が自分に合っているのか、できれば購入前に調整して雰囲気をつかんでから購入した方がよいと思います。
ユーザーエクスペリエンスと快適性
30°にするかどうかで最後まで悩んだのですが、ボールの高さを考慮して20°にしました。
結果的にはおよそ狙い通りに手を傾けてホールドができるようになったと感じます。
それでもやはり高さが出るため、手の大きさによってはアームレストがあった方がよい気がします。
自分は今はグリップを貼ってあるのでそこに荷重をかけていますが、これだけだとちょっと安定しないです。 本当に微妙にですが、数mmくらいの厚みの何かを敷いておくとちょうどいい感じです。
いずれにせよ、この辺りはフィーリングの問題なので自分で調整しながら探っていくしかないという印象です。
まとめ
「Logicool ERGO M575傾斜スタンド 20° Ver.3」は、公式ではないものの非常によくデザインされたスタンドだと思います。 ただ送料含め3,000円程度しますので、ちょっと試してみるにはやや高いと感じるかもしれません。
また、ある意味無理矢理傾けているので、高さの面などマウス全体のデザインとしては、やはりパッチ感は否めないとは思います。
別のマウスを試して購入してもいいと思うのですが、
新しいものを買うほどでもないんだけど、もうちょっと傾きがあればなぁ
というときには、有力な選択肢ではないかと思います。
ちなみにErgo M575は広く利用されているマウスということもあってか、他にも色々なところで同じような傾斜スタンドが販売されていました。
Amazonで販売されているデジ基地さんの傾斜スタンド。 最初検討していたんですが、プレートが自分のデスクだと配置が難しいので見送りました。
Etsyでも「m575 wedge stand」などと検索すると結構ヒットします。