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シンプルなエルゴノミクストラックボールマウス「ProtoArc EM05」でマウスにエンドゲーム?

以前LogicoolのM575にチルトスタンドを装着して利用する方法を紹介しました。

最近これといった理由もないのに右肩を痛めました…\nとりあえず治療はするものの何か特別なことをしたわけでもないため、これは普段の姿勢が知らないうちに負荷をかけていたのかもしれないと反省。\n
ロジクールErgo M575用傾斜スタンドで腕、肩への負担改善を考える

M575の改良に満足していたものの、やはり無理矢理傾けている都合上、手が浮いた状態になってしまうことが気になっていました。

手の傾き角を維持しつつ利用できるトラックボールを探していたところ、ProtoArch EM05がAmazonプライムデーでセールされているのを見つけ、早速購入してみました。

ProtoArc EM05 NLバーティカル トラックボールマウス 縦型62° 2.4GとBluetooth両対応 ワイヤレス 5段階DPI 200/400/800/1200/1600 7ボタン 光学式 右手用 USB充電式 大容量の電池搭載 長時間PC作業自宅 ブラック windows mac iPad対応 Amazonで見る

ProtoArcとは?

ProtoArcというブランドについて調べてみましたが、公式サイトによるとUSテキサスにある会社で、マウスやキーボードなどデスク回りのガジェットを開発している会社のようです。

ProtoArc® より健康的なワークスペース: ホーム オフィスなど

ただ、実態はよくわからないです。 私は先のリンク先からAmazonで購入(販売元はQY Japan Store)しましたが、購入や配送された商品に問題はありませんでした。

ProtoArc EM05 NL:手首の自然な傾きを保てる縦型トラックボール

主なカタログスペックは以下のとおりです。

  • 62°の傾斜設計
  • 親指操作の34mmトラックボール
  • 5段階DPI調整(200–1600dpi)が可能
  • 3デバイス対応(2.4GHz USB/Bluetooth 5.1/3.0)のマルチ接続切替
  • 500mAh内蔵バッテリー(USB‑C充電)
  • 7つのボタン構成(左/右/ホイール/進む/戻る/DPI切替/モード切替)のみで設定アプリはなし

設定アプリがなく、DPIの変更も固定値の切り換えなのでリニアに細かく調整したい人には不足があるかもしれません。 私はアプリをインストールする方が面倒に感じる方なので、むしろシンプルかつ必要最小限で好感が持てました。

トラックボール自体の操作感は滑らかで、今のところひっかかりやノイズが出ることはないです。こちらはもう少し長く利用してみて確認したいと思います。

また、各クリックボタンも静音設計でカチカチ音がしないのも良いと思いました。

実際の使用感

以下は手の大きさやデスク環境など個人差が出るところだと思いますので、あくまで私個人の感想です。

ホールド感

チルトスタンドを着けたM575と比較してみると、かなり高さや傾きなどが類似していることがわかります。

Figure 1: M575とProtoArc EM05

Figure 1: M575とProtoArc EM05

見た目からはわかりにくいかもしれませんが、実際に手でホールドしたときの指と操作系の配置、特に親指とボールの位置のフィット感はProtoArcの方が高いです。

Figure 2: ホールドした感じ

Figure 2: ホールドした感じ

マウスの足側に向かって末広がりになっている部分がパームレストのようになっているのですが、この窪みに手の平を置けることで、チルトしたM575よりもホールドしやすい位置に手を置くことができました。

マウスの横滑り

ProtoArcはどちらかというとマウスに対して手を横に配置するため、力が上から下ではなく、横から掛かります。 このため、マウスがデスク天板に対してしっかりグリップしていないと滑ってしまいます。

木などのデスク天板に直接配置していれば滑ることはなさそうでしたが、私はデスクマットを使用しているため滑ってしまいました。

Figure 3: 100均の滑り止め

Figure 3: 100均の滑り止め

これはチルトしたM575も同じなのですが、別途滑り止めを貼る必要がありました。

手が滑る

ProtoArc EM05はM575と違って少しマットな表面をしていますが、それでも手が滑ってしまって安定しませんでした。

一応マウスの足側にあるパームレスト部分にはエンボス加工がされているのですが、手の重さを安定して支えることはできませんでした。

こちらの手の滑りに対しても、別途マウス用のグリップテープを貼って対応しました。

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まとめ

ProtoArc EM05は、チルトしたM575とかなり類似した形状になるため、自分的にはリプレイスに最適でした。

改造して傾けているM575と異なり、最初からそう設計されているため、ホールド感が大きく改善できたのは狙い通りだったと思いますし、各種機能がシンプルでアプリがないのも好感が持てました。 手やマウスが滑る問題も、グリップで十分対応できたので問題ない印象です。

ただ、ProtoArc EM05の一番のネックは値段だと思われます。今回Amazonプライムセールで6,580円でしたが、元値は9,980円とかなり高価なため、正直セールのときでないと中々手が出ないかなと思いました。 なのでセールのときを狙って購入するのがおすすめです。

まだ使用期間も短いため、これから数ヶ月使って様子を見ていきたいと思います。 これでついにマウスについてもエンドゲームになるかもしれません。

PS. ちなみに、M575とProtoArc EM05の間にKensingtonのSlim Bladeを一時期使っていたのですが、レビューを書いてなかったのでいずれ書きたいと思います。

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